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2007年09月 アーカイブ

2007年09月11日

お見合い

自分をよく知る親しい人物に頼む


 お見合いとは互いに結婚相手としてふさわしいかを見るために、人を介して会うことです。出会いが無いという方は、親しい人物に結婚したい事と自分の好みのタイプ・条件を伝えておけば、自分のツテをたどって希望条件に合った人を紹介してくれることがあります。


 ただ、注意したいのは、お見合い相手を紹介してもらう人物の選び方です。身内だと、どうしてもひいき目に見てしまうところがありますので、日頃からそれなりに親しくおつきあいをし、自分の性格をよく知っている身内以外の人が最適と思われます。例えば、職場の上司や習い事の先生などが無難でしょう。

見合いのメリット・デメリット


 ここでは、お見合いの良いところと悪いところをみていきましょう。


●メリット


 お見合いのいいところは、自分や家族の親しい人物(世話人)に紹介してもらうため、お見合い相手の身元が確かなことです。


それに、対面の場でも基本的に世話人が付き添ってくれるので、なかなか自己PRができない方も大丈夫です。世話人が上手に口添えをしてくれて、お見合いがスムーズに進行
していきます。


●デメリット


 お見合いをするために、世話人とお見合い相手に提出する書類を揃えるのは、やはり面倒だと思われる方も多いと思います。面倒くさがりやな方には、少し辛いところもあるでしょう。


 世話人へのあいさつはもちろん、盆暮れの付けとどけは絶対に欠かせませんし、お見合い写真や釣書(自己紹介文)の準備には、手間とコストがかかります。

お見合いでの心構え

結婚したいという気持ちが大事


 お見合い、すなわち異性との出会いの場で何よりも大切なことは、「自分は本当に結婚したい」という気持ちがあるかどうかです。面白半分でお見合いに臨むのは、相手に対して非常に失礼なことです。


 例えば、相手は真剣な気持ちで結婚相手を探しにきてるのに、こちらが「上司からの紹介なので仕方なく‥」といった雰囲気だとお見合い相手を不愉快な気持ちにさせてしまいます。


 自分の気持ちに対してだけでなく、相手に対しても同じように誠実な気持ちで臨むことが大切です。これはお見合いに限ったことではありません。


妥協しないこと


 また、相手の条件だけを重視しないようにしましょう。条件のみを見るということは、相手の人格や相性などを無視していることになりますし、条件のみで結婚してしまうと後々後悔する羽目になります。


 お見合いの時間というのは限られています。そんな中で、相手の本質を見極めるというのはなかなか困難です。


大抵、知らない人を判断するときはどうしても外見から入りがちですが、相手の言葉の節々、かもしだす雰囲気、印象、そして自分の感覚を信じてみましょう。「ウマが合う、合わない」といいますが、自分の直感・感覚を頼りにして決めることも時には大切です。


 あと、相手に対して妥協しないことも必要です。「結婚したいから、この人でもいいか」という気持ちで結婚すると必ず後悔します。結婚というのは他人同士が何十年も共同生活をしていくことですから、この人なら大丈夫と思えるような相手を選ぶようにしましょう。

インターネットで出会いを

出会いサイトを利用


 現代では、インターネットが普及しており、1家に1台はパソコンがあるという時代になってきました。このインターネットを利用して、結婚相手を探すのもひとつの方法です。ネット恋愛といってもいいでしょう。


 インターネットは、ちょっとした時間に利用できますし、直接の対面ではないため、気軽にやり取りができます。それに世界中と通信できるので、普通に日常生活を送っていたら出会えないような相手と巡り会う可能性が高くなります。


 インターネットで相手を探すためには、出会いサイトを利用することになります。多くのサイトの中から厳選するには、まず安全なメール交換ができるかどうかをチェックする必要があります。


 お勧めは、アドレス非公開の方式をとっているサイトです。その上で、自分の目的に合ったサイトを選びましょう。自分が住んでいるエリアで探すものや、出身校で探すもの、目的別で探すものなど様々なサイトがあります。


注意事項は必ず読むこと


 さて出会いサイトを利用するにあたって、料金はどれくらいかかるものでしょうか。無料サイトを使えば、かかるお金は加入しているプロバイダのネット回線使用料と通話料のみです。有料サイトなら、サイトで提示された金額が上乗せされます。


 自分の目的に合ったサイトを見つけたら、次は登録です。ここで登録に関する注意事項をきちんと読んでおきましょう。そして、登録に関する情報を他に公開しないか、スパムメール(広告・宣伝などのメール)は送らないかなどをチェックしましょう。


 登録が終われば、相手を探している異性から多くのメールが届くようになります。その中で、「これは」というものを見つけて、メール交換していきましょう。そこから進展するかどうかは本人のPR次第です。

インターネットでのトラブルには

自分の情報を極力公開しない


 ここでは、インターネットでの出会いに関するセキュリティと安全対策について説明していきます。


 安全対策としては、まずどのサイトを選ぶかにかかっています。チェックすることとしては、


■会員登録数などを男女の内訳も入れてちゃんと公開しているかどうか
■登録画面はあるのに、登録に関する諸注意がみつけにくいところにあったら要注意
■利用者の声を聞けるQ&Aコーナーが設けられており、どんな質問と回答がしてあるかを過去一覧で紹介されていること


また、サイトを利用する人の意識も大切です。基本的に、どんな相手でも電話番号や住所、本名も公開しないほうがいいでしょう。あと、できるなら遠距離の相手とメールしたほうが安全です。


なぜなら、間違って変な人にあたっても、頻繁には会えませんからトラブルを回避しやすくなります。それから、金銭に関するトラブルなどはネットを介しても起こりうる問題ですので、気をつけなければいけません。


友人を連れて相手に会う


また、メールを交換した相手と会ったあともトラブルは起こりやすいものです。そういう場合は、最初は友達をお互いに連れてきてグループ交際のようにするというのもひとつの方法です。


人が複数いればトラブルも起こりにくくなりますし、相手の交友関係も把握できます。それに自分の連れてきた友人が相手を見てくれるため、冷静に相手を判断することが可能です。


迷ったときは、自分ひとりで何とかしようとしないで、周りにも相談することも大切なことです。

出会いパーティー(2)

パーティーの種類


 出会いパーティーといっても、様々なタイプのものがあります。少し、紹介していきましょう。


●少人数パーティー

 これは男女合わせて10人前後から15対15くらいまでのパーティーのことを指します。人数が少ないため、好みの異性を選びやすく、全ての人と話をすることができます。また、ライバルも少ないため、自分の頑張りがそれだけ有利になる仕組みになっています。


●中人数パーティー

 大体30人から40人くらいの中規模なパーティーのことです。人数が多くなるために、いろんな人に目移りしてしまいがちです。これくらいの規模になると、少人数パーティーよりはゲームやイベントが充実してきます。


●大人数パーティー

 50人以上を超えるものが大人数パーティーです。これだけの人数を収容するために、ホテルなどを会場に使うことが多いようです。いろんな人と話せますが、その分全ての異性と会話しにくく、話す時間も限られてくるのが難点といえば難点です。

申し込み


 こうした出会いパーティーに申し込むためには、情報誌を読むか、パーティー主催会社のホームページで情報を入手しましょう。ホームページでは、開催日時や場所などの基本情報だけでなく、パーティーの進行や参加者の声などを記載していることも多いので便利です。


 出会いパーティーに参加するためには、大体、予約が必要となります。自分の希望に沿ったパーティーを見つけたら、電話で申し込みましょう。

出会いパーティー

一度に多数の異性と出会える


 出会いパーティーとは、見知らぬ男女が交際相手を求めて一堂に会し、顔合わせから始まり、フリータイムを経て、告白タイムへと進み、カップル成立にこぎつけようという趣旨のパーティーです。


 これらのパーティーは休日の前日だけに開催しているのかと思いきや、多くの主催会社が毎日のように行っているそうです。時間も平日は19時頃スタートというものが多いため、仕事帰りにといった感じで気軽に立ち寄ることができます。


 そして、メリットとしては一度に多数の異性と出会える事です。1対1でいきたいという方も、複数のグループで、というかたも、それぞれのニーズに沿ったパーティーがありますので安心できます。


集まるのは普通の人が多い


 こういうパーティーには、いかにもモテない人達が集まっていそうというイメージがありますが、そんなことはありません。意外かもしれませんが、こうしたパーティーに集まる男女は至って普通の方々ばかりです。


 参加者の多くは、恋人がいないとは思えないような人や、清潔感漂うスーツを着ていたり、オシャレな格好をしていたりします。そしてパーティーでの成立カップルの数も、毎回参加者の半数近くに及ぶそうです。


 どうして、こういう場で相手を見つけようと思うのかですが、それは手軽さがあると思われます。元来、出会いパーティーは気軽に交際相手を見つけるためのもので、参加者はそういう意識で来ています。ですから、合コンよりも確実で結婚情報サービスよりは安上がりというのは大きな魅力として映るのでしょう。


 パーティーの時間も約2時間前後で、普段関われないような異業種の人とも交流を持つことができます。気軽な気持ちで、立ち寄ってみてもいいと思われます。

合コンによる出会い(2)

合コンメンバーの選出


 合コンの人数編成で一番多いのは、4対4です。多すぎると日程調整や店の予約が面倒だし、少なすぎると全員でまとまってしまい、カップル成立にはなりにくいところがあります。メンバーは常時6人くらいは押さえておくといいでしょう。


 合コンで自分の魅力を最大限に引き出すためには、息の合った合コン仲間を結成して、とにかく場を盛り上げることです。これで全員の印象が良くなるでしょう。


また、人選で大事なのはバランスです。性格のいい人、面白い人、などいろんな好かれるタイプを集めましょう。場の雰囲気が読めて、即座にフォローできるメンバーで固めれば心強いことは間違いありません。


合コンの前に


 合コンの前に押さえておく事を以下に挙げていきます。


■相手の本名・電話番号


 メールのやり取りから名前や年齢、住所、勤め先などを探っていきます。ここまでの段階で常識が無い人や、煮え切らない人であれば合コンするのはやめておきましょう。


 合コンの日が近づくと、電話番号を教えあうことになりますが、番号を教えても大丈夫だという確信が持てるまでは気長にメールをしていきましょう。


■待ち合わせ場所・時間


 当たり前のことですが、遅刻は厳禁です。待ち合わせ場所に出口が多くある場所や、携帯の電波が届かない地下は避けたほうがいいでしょう。


■店の名前と場所


 店にはあらかじめ足を運んでおいたほうがいいでしょう。場所と料金の確認のためと、当日のトラブルも考慮して店の電話番号も聞いておくと安心です。


■前日に再確認


 合コンの前日には必ず、人数・待ち合わせ・1次会の場所などの電話確認をしておきましょう。合コンが連続している場合は、店がどれだか分からなくなる恐れがあります。

合コンによる出会い

いろんな合コン


 相手探しには、合コンによる出会いもあります。一度に複数の異性と気軽に食事をし、うまくいけばそのまま、お付き合いが始まります。


 効率的に多くの異性と知り合える合コンですが、合コンへの入り口が分からないという方もいるのではないかと思います。そこで、どんな合コンがあるかを紹介していきましょう。


●紹介型合コン


 合コンの中でもオーソドックスなのが、知り合いに紹介してもらう形式です。仲間内や友達で「合コンしたい」と話題をふっておくと、同意を得られて合コンしようということになったり、身近に顔の広い人がいたら頼んでみるのもいいでしょう。


 ただ、紹介型の合コンは幹事同士が知り合い、メンバーもそれぞれ友達同士というパターンが多いため、紹介者の顔を潰せないという面もあります。きちんとした恋愛、結婚を考えているなら、社会人としての最低のマナーだけは心得ておきましょう。


●掲示板型ネット合コン


 掲示板には合コン相手を募集している男女のグループがけっこうあります。基本的には自己紹介、サイトによっては職種や顔写真などを載せて、イメージをつかみやすくしてあります。


 相手グループを決めたら、メールを出してみましょう。その際、気をつけることは個人情報の扱い方です。電話番号、メールアドレスなどを教えるのも、ある程度メールのやりとりをして相手の人柄を確認してからにしましょう。


●登録型ネット合コン


 インターネットで登録型サイトを探して、合コンするという方法もあります。システムやサイトの方針は実に様々で、登録しなくても相手の検索ができてしまうところや、登録してもサイトからパスが発行されるまで待たなければいけないところなどもあります。


 登録するサイトを見つけたら、自己紹介の分を書き込みましょう。そしてこちらに届いたメールの中から好みの相手を選んでメールのやり取りをはじめていきます。


 安全なサイトの選び方としては、やはりアクセス数の多い人気サイトから当たってみるのが無難です。人気のあるサイトはセキュリティにも十分気をつかっているので安心と言えます。

結婚情報サービス(2)

入会金・プライバシーの問題


 結婚情報サービスに入会するときに必要なことは、独身であることはもちろんですが、それを証明するための書類はどこの会社でも求められます。年収を証明するための源泉徴収票や在職証明書、最終学歴証明書なども必要な会社は少なくありません。


 入会金・会費は合計で約30万円は高く感じられるかもしれませんが、安心が保証されており、生涯の伴侶である結婚相手が見つかるならば、決して高いとはいえないところもあります。


 また、プライバシーの問題に関しては、全ての結婚情報が気をつかい万全の態勢を整えています。会員同士でも交際が始まる段階までは、住所や電話番号、勤務先などの個人情報は最低限のものしか相手には渡さないという情報サービスがほとんどですから安心です。


利用するときの心構え


 結婚情報サービスは、一般的にお金がかかります。平均額は約30万円ですが、この出費に見合うだけの覚悟が伴っていないのなら考え直したほうがいいでしょう。この値段が適正かどうかを判断して、納得でき、計画性とバイタリティのある方なら大丈夫です。


 会員一人一人をサポートしてくれるのが、結婚情報サービスのメリットです。それだけに担当スタッフとは仲良くなっておきたいものです。自分のことを分かってくれるスタッフには、相談やお願いもしやすいですし、適切なアドバイスももらえることでしょう。


 情報サービスではサークル活動にセミナー、パーティーや旅行などイベントが多くあります。これらを「面倒くさい」なんて理由でパスすると、いつまでたっても出会いは手に入りません。こういったイベントを無駄なく効率的に活用しなければ、30万円の出費を無駄にしてしまうことにもなりかねません。

結婚情報サービス

新たな出会いの場のひとつ


 結婚情報サービスと聞くと、異性に縁が無い男女が相手を紹介してもらう場所といったイメージを持っている人が多いと思います。ですが、最近では新たな出会いの場のひとつとして入会する人が増えてきています。


 そのため各情報サービスでは、会員に自信を持ってもらうために会話やファッションなどのカルチャースクールの開設、情報誌の発行、様々なイベントの開催など出会いのためのバックアップにも力を注いでいます。


 さらに、会員が自主的に運営するサークル活動まで支援して、ごく自然に異性と出会える場をいろんな形で提供してくれています。ですから、ここで出会って結婚したカップルは、自ら相手を選んで恋を育んだという恋愛結婚の意識が高いそうです。


会社の選定


 数多くある結婚情報サービスから、どのような基準で選べばいいか、ポイントを以下に挙げていきます。


●スタッフと運営は、組織としてきちんと確立されているか
●入会条件が厳しく設定されているか
●サービスの内容と種類は充実しているか
●会員のプライバシーが十分に守られるか
●世間一般の基準に適した入会金と会費か
●十分な会員数があり、男女のバランスがとれているか
●営業ネットは全国ネットで展開されているか

この中でも大切なのは入会条件です、これは厳しければ厳しいほどいいといえます。なぜなら、厳しい条件をクリアしていることで相手の身元は保証されていますし、その結婚情報サービス自体のレベルが高いといえるからです。

様々な出会い(2)

クラブは事前にリサーチ


 出会いは欲しいけど、仕切られるのはちょっと‥という方はとにかく大勢で集まって楽しもうといったスタイルのイベントに出てみるのもいいと思います。告知を探すのが、少々面倒ですが、自然な出会いが待っていると思ってネットや情報誌をチェックしましょう。


 ダンスサークルの文化交流会や、サッカーの応援団打ち上げパーティーなど様々なジャンルのサークルが主催しているのも結構あり、そういったイベントなら余計なプレッシャーもありませんし、自分の趣味に合った出会い方ができます。


 また、おしゃれなクラブにでかけてみるのもいいでしょう。主催者のお膳立てはありませんが、ここでは知らない人に声をかけてもいいという暗黙の了解があるので、出会いが広がります。


 ただし、店によっては危ない人もいる可能性があるため、あらかじめ店のことをリサーチして、ここなら安心できるというところに足を運ぶのがいいでしょう。


お見合いツアー


 また、男女の出会いをセッティングすることを趣旨とした旅行もあります。いわば、お見合いツアーといってもよく、各種結婚情報サービスや出会いサークル、過疎化に悩む自治体などが主催しています。


 日帰りから2泊くらいの日程でイベントは盛りだくさん、アウトドアや温泉、スキーなど多彩なテーマで設定されています。このツアーのメリットは、時間をかけて相手をみることができることです。


 短時間ではなかなか見抜けない相手の本質も、よく観察できて長所・短所を把握しやすくなります。個人情報誌やインターネットなどで探せば、様々なタイプのツアーがありますので、自分に合ったものを見つけましょう。

様々な出会い

情報誌


 個人情報誌は、個人による物々交換や売買、イベントの告知から尋ね人まで、あらゆるニーズを満たしてくれるものです。もちろん、「恋人募集」「出会いパーティー」などの情報もあり、非常に使える媒体といえるでしょう。


 近頃はインターネットに押され気味ですが、地域限定誌なんかはまだまだ活気があります。投稿は少々面倒で、レスポンスの早さもインターネットには負けますが、情報の量と質は充実しています。


 また、ネットと違ってチェックが厳しく、情報の信頼度が高いことがメリットといえます。ただ、アクセス方法や料金システムは情報誌によって違いますので、よく確認しておきましょう。


趣味系サイト


 共通の趣味を持った人と付き合いたい、結婚したいという方は、インターネットの趣味系サイトを利用するのもいいでしょう。


 まず自分の好みにあったサイトにアクセスします。掲示板やチャットルームを見て、異性が多くてノリの合いそうなところを選びましょう。そして、ひたすら書き込みとチャットで交流を深めていきます。


 チャットを進めていくうちに、「オフ会をしよう」という流れになったら、集まる人数、日時、場所など確認しましょう。少人数しか集まらないようなら、行くのは控えたほうがいいかもしれません。


 好きな分野のことを書き込めるので、自然体で自分のことをアピールすることができますし、共通の趣味を持っているため、親密度も高くなりやすいのがメリットといえます。


しかし、ネットでは実年齢や性別など不確かなところが多いので、出会いサイトとは違うものだということを頭に入れておきましょう。

婚約が決まったら

家族へ報告


 結婚することが決まったら、親や家族へすぐに報告しましょう。結婚相手を正式に家族に紹介することで、それぞれの家を訪問するのもいいと思います。


 その際、お菓子や果物など、簡単な手土産を準備します。お互いの親の好みのものを、事前に聞いておくといいでしょう。いかにも近所で買ってきたといったものは、良い印象を与えないので注意が必要です。


両家の顔合わせをセッティング


 報告が済んだら、なるべく早い時期に両家の親同士で顔合わせをする機会を設けましょう。これから二人を通して長くつきあっていくのですから、婚約・挙式について具体的に話を進めていくためにも大事なことです。


 顔合わせはレストランなどで食事をしながらがいいでしょう。どちらか一方の家で行なうと、片方に負担をかけることになるので控えたほうが無難です。


 また、適度に活気のある明るい雰囲気の中なら、話題にも事欠かず、初顔合わせもスムーズに進むと思います。レストランの費用は、ふたりで折半します。


仲介者へも早めに挨拶を


 お見合いで婚約が成立した場合は、仲介者へも早めに報告することが必要です。二人の出会いのきっかけを作ってくれた方ですので、感謝と幸せな今の気持ちを、素直に伝えたいものです。


 仲人として、結納や挙式の立会いを依頼する場合は、引き受けてもらえるかどうかを尋ねておくといいでしょう。また、仕事の関係などで、挙式・披露宴は別の人に依頼するという場合は、その旨伝えておきます。

結納と日取りの準備

結納とは


 結納とは、日本に古くから伝わる両家の婚約の形です。婚約が成立した証として、金銭や品物を取り交わす儀式です。結納の形は以下の2つに分けられます。


□正式結納

 仲人が結納品を持って両家の間を往復しますが、近頃は少ないようです。


□略式結納

 両家が一ヵ所に集まって行なわれますが、仲人を立てる場合と立てない場合があります。集まる場所としては、ホテルや料亭、式場など場所を借りる場合と、仲人宅や女性か男性どちらかの家で行なわれることがあります。


 自宅で行なう場合、女性宅が多いようですが、男性が一人で女性宅に出向くというケースも増えてきています。


仲人を立てるなら


 仲人を誰かにお願いするときは、先方の都合の良い日に二人そろって出かけていきます。仲人となる人物との間柄によっては親が付き添うこともあります。


 仲人の依頼に伺う際には、両家で事前に話し合っておいた大まかな婚約プランに沿って、仲人夫妻の都合のよい日や意見を聞いて、日取りなどを決定するといいでしょう。


 場所は、結納の形式に従って決定することになりますが、1ヶ所に両家が集まって行なう略式の場合は、場所を早めに予約しておきます。


結納品


 結納の日時と場所が決定したら、当日取り交わす結納品を準備します。結納品は、セットになってデパートなどで市販されていますから、これを利用するのもいいでしょう。


 一般的に、9品、7品、5品、3品と奇数のセットになっています。どれを選択するかは両家で相談しましょう。品数や並べ方は地域によって違いがあるので、両家であらかじめ確認しておくことが大切です。

書類や記念品の準備の仕方

目録・受書


 結納品を準備したら、その内容を目録と受書に書き出します。目録とは、相手に何を贈るかということの控えで、結納品と一緒に差し出します。受書は相手から何を受け取ったかという領収証のようなもので、結納品を受け取ったときに相手に渡します。


 目録も受書もデパートや、結納品を扱っているところで市販しているので、それを利用するのもいいでしょう。近頃は購入した店で、日付や氏名なども書いてもらう場合が多いようです。


 結納のときに取り交わす書類としては、他に家族書や親族書もあります。同居している家族や別居している親族について書きますが、書き入れる範囲は両家で決めておきます。


結納金・結納返し


 結納金は、結婚の支度金の一部として新婦となる女性へ贈られるもので、結納の品目の金包(御帯料)にあたります。新郎となる男性の月収の2~3倍が目安だと言われています。


 最近では婚約記念品に指輪を贈って、結納金のかわりにするというケースも多いようです。結納金と婚約指輪の両方を贈るケースや、結納金のみを贈るケースもあります。二人で相談して決めるといいでしょう。


 また、女性から男性への金包(御袴料)は、結納返しとも呼ばれるもので、結納金の半分から3分の1程度の額を贈ると言われています。ただ、近頃は結納返しは省略されることが多いようです。


記念品


 婚約の記念として、プレゼントを交換し合う事も一般的になってきました。男性から女性へ贈る記念品では、婚約指輪が圧倒的に人気があるようです。女性から男性への記念品は、スーツや腕時計、タイピンなどが贈られていますが、省略されることもあります。

結納の手順(2)

仲人を立てない結納の場合


 結納品の受け渡しの順番は、仲人夫妻がいる場合と同じです。仲人夫人のかわりに、本人あるいは父親が挨拶をして品物を渡し、受書を受け取ります。最後は、男性の父親が挨拶をして終了します。


結納の費用


 結納の当日は、車を用意して仲人夫妻の送迎をします。自家用車や電車を利用した場合は、「御車代」として実費より少し多めにお金を包みます。


 また、祝い膳を省略した場合は、「酒肴料」を準備し、当日仲人に渡します。仲人以外に、タクシーの運転手や美容師など当日お世話になった人たちには、ご祝儀を渡すようにします。


 結納が終了して一両日中に、両家の代表が仲人宅にお礼を持って挨拶に行くのがマナーですが、これらも含めて結納品以外で結納にかかった費用は、両家で折半するのが基本です。


 特に結納を仲人宅で行なった場合には、祝い膳や茶菓子などの準備にかかった費用も忘れずに精算しないといけません。


 仲人へのお礼は、結納金の1~2割が目安と言われていますが、結婚式での仲人もお願いする場合は、その分も合わせて、挙式後まとめて渡すようにするといいでしょう。


結納品はどうするか


 結納品は、もともと結婚の支度のための反物や帯地ですから、受け取ってすぐに仕立てられ、酒肴品は、祝い膳として使用されました。


結納品は長く飾っておくものではなく、適当な時期に処分します。飾るとしても挙式前までにします。美しい細工を施した水引は取っておき、お正月や祝い事の際に飾って、めでたさを演出するのもいいでしょう。

結納の手順

結納の日の装い


 当日の服装は、結納の形式によっても異なりますが、改まった席にふさわしい服装を選びたいものです。男性はダークスーツ、女性は少しドレッシーなワンピースかスーツが一般的です。


 格式を重んじた結納を行なうなら、男性はブラックスーツに礼装用のネクタイ、女性は訪問着や、成人式のときに着用したものがあれば、振袖もいいでしょう。


正式の結納の手順


 正式の結納は、仲人夫妻が両家を往復して、結納の受け渡しを行ないます。はじめに、男性宅で結納品を預かって、これを女性宅へ届けます。そして、その受書と女性側からの結納品を受け取り、男性宅へ届けます。


 最後に男性の受書を受け取って、再び女性宅を訪れ、受書を渡して終了となります。


略式の結納の手順


 両家と仲人夫妻が1ヶ所に集まって行なう略式の結納は、以下のような手順で進められます。

● まず男性から入室し、結納品を置いて席につきます。続いて女性側が入室し、反対側に結納品を置いて席につきます。
                  ↓

● 仲人が着席し、「本日はまことにおめでとうございます。ふつつかではございますが、私どもがご結納のお取次ぎをさせて頂きます。」挨拶をします。
                  ↓

● 仲人夫人が、男性の結納品を女性の正面に置き、「○○様よりのご結納でございます幾久しくお納め下さい」と述べ、女性は深く一礼して、「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします。」と答えます
                  ↓

● 仲人夫人が席に戻ったら、女性は目録を開いて目を通し、父親、母親に見せます。女性が受書を仲人に渡し、「こちらは只今頂戴しましたご結納の受書でございます。よろしくお取次ぎ下さい。」と述べます。
                  ↓

● 仲人が夫人に受書を渡し、夫人は「ご結納の受書でございます。お納め下さい」と男性に渡します。男性はお礼を言って受け取り、両親に見せてから、自分の右脇に納めます。
                  ↓

● 女性側からの結納を、同様にして男性に渡します。最後に、仲人が「これをもちまして滞りなくご婚約が調いました。まことにおめでとうございます。」の挨拶で終わりとなります。

この後、祝い膳を囲んで挙式の日程について話し合うことが多いようです。

結納以外の婚約

自由な婚約式


 結婚の約束を公表する方法は、結納の取り交わし以外にもあります。そのひとうが婚約式です。もともとはキリスト教徒が神の前で婚約を誓う儀式ですから、キリスト教の信者なら、ふだん通っている教会に頼んで式を挙げてもらうといいでしょう。


 神父または牧師による聖書朗読や説教、祈祷、希望があれば婚約指輪の交換などが行なわれるのが普通ですが、式次第は神父や牧師の指示に従います。


 近頃は、宗教に関係なくホテルや式場で立会人列席のもと、誓いの言葉や婚約誓書への署名、婚約記念品の交換を行なう婚約式もあります。決まったスタイルはありませんから、二人でアイデアを出し合って思い出に残る婚約式にするのもいいと思います。


婚約パーティー


 もっと気軽なスタイルで婚約を発表したいというカップルなら、親しい友人達を招いて肩のこらないパーティーを開くというのもひとつの方法です。


 どちらかの自宅でホームパーティーも楽しいですし、レストランや喫茶店で賑やかに行なうのも良い方法です。アウトドア派なら、河原でのバーベキューパーティーもいいでしょう。少し改まった雰囲気にしたいというのならホテルを利用するのもいいでしょう。


 大事なことは、二人が結婚の約束をしたことを知らせるのが目的であって、後は自由に二人で演出することができます。進行役を立てて進めてもらってもいいですし、皆が歓談して和やかなムードになってきたら、本人達が婚約を発表し、ひとこと挨拶するのもいいでしょう。


婚約の通知を出す


 結納やパーティーを開かなくても、婚約の通知をして周囲に発表することでも、婚約は成立します。通知状は印刷してもいいですが、はがきやカードに自分で書いたり、ワープロやパソコンを使って、オリジナルのカードを作成するのもいいでしょう。


 婚約したことをしっかりと知らせれば、文面も決まりはありません。挙式の予定と、幸せな気持ちをひと言付け加えるといいでしょう。

結婚に迷ったとき

マリッジブルー


 自分は結婚してもうまくやっていけるのだろうか、本当にこの相手と結婚していいのだろうか、など挙式が近づいてくるにつれて、何だか不安で落ち込んだ気分になってくる‥‥これがマリッジブルーというものです。


 ただ、これが特定の理由がない不安である限りは、あまり深刻になる必要はありません。生まれ育った環境がまるで違う人とこれから生活をしていくのですから、無理もありません。結婚前は多少なりとも、不安になって当然なのです。


トラブルがあった場合

 
 不安の原因が漠然としたものではなく、特別な理由があるという場合は、そのまま挙式の日を待たず、解決法を探る必要があります。ささいな誤解によるトラブルなら、二人でよく話し合うのもいいでしょう。


 ただ、そのトラブルのために相手をこれ以上結婚の対象と考えられないというなら、婚約解消も仕方ないことです。


特に、相手に別の恋人がいた、結婚生活に支障をきたすような重大な病気が判明した、経歴に偽りがあったり、犯罪歴があった、相手からひどい侮辱や暴力を受けた、などは婚約破棄の正当な理由として認められています。


 もし、婚約の解消を進めるときは、仲人や信頼できる第三者に間に入ってもらうほうがいいでしょう。なぜなら、本人や親同士の話し合いでは、感情的になりすぎて、話がこじれてしまう恐れがあるからです。


 どうしても婚約解消に納得がいかない場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることもできます。

挙式プランを考える

イメージを明確に


 結婚式は、二人にとって一生に一度の大切なセレモニーであると同時に、初めて行なう共同作業でもあります。素晴らしい結婚式にするためには、理想の結婚式のイメージを明確にしておくことが成功のカギです。


 挙式のスタイルは神前式か教会式か、披露宴のスタイルと演出方法は、などなるべくそれぞれの希望を出し合って、二人が納得行く形で準備を進めていきましょう。


そのうえで、お互いの意見や予算との兼ね合いから、妥協すべき点と譲れない点を絞っておくと、具体的なプランがみえてきます。


用意は早く


イメージが固まったら、早速結婚式の準備にとりかかります。大安や友引などの吉日や人気の式場では1年前から予約が埋まっている事もあります。用意が遅れてしまうと、希望の場所や日にちで挙式を挙げられなくなる恐れがあるので注意が必要です。


また、式場を見てまわる時間、印刷物、演出などそれぞれに時間の余裕をもって手配することが大事です。時間に余裕がないと、どこかで妥協するような事にもなりかねません。準備は早めにすることが重要であると言えます。


両家の親に相談


結婚式は二人のものでありますが、両家にとっても親族となる契りを交わす大切な儀式です。二人の間で結婚式のイメージが固まったら、一度両家の親に相談してみましょう。


自分達で勝手に進めてしまい、事後報告だけでは後々トラブルになってしまう場合もあります。資金面で親に援助を仰ぐのならなおさら、お互いが気持ちよく結婚できるように納得行くまで話し合いましょう。


両家の意見がまとまったところで、具体的に結婚式のコンセプトを立てていきます。日取りはいつか、挙式、披露宴、料理の内容などの希望を項目ごとに書き出した結婚式のためのノートを作ったり、ワープロなどで作成するのもいいでしょう。

様々な挙式スタイル

二人に合った挙式を


 二人の結婚式に合わせて、具体的にどんな挙式スタイルにするのか決めていきましょう。


◆キリスト教式


 本来、どちらか一方が信者であることが条件ですが、プロテスタントの教会であれば、信者以外のカップルでも挙式が可能です。ただし、決められた回数だけ礼拝に通い、結婚講座を受けるなどの制約があります。


 カトリックの場合は戒律が厳しく、さらに細かい決まりがあります。ホテルや結婚式場のチャペルなら誰でも挙式できます。親族以外に友人も挙式に参列ができます。


◆神前式


 日本の伝統挙式で、現在最も多く行なわれています。どの式場でも設備が整っているので、いろんなタイプの会場から選べます。大きな神社では、神に奉納するための雅楽隊や入り舞いが行なわれ、荘厳な雰囲気を味わうことができます。


 神社でも披露宴会場を備えているところが多いので、式場と便宜の点でたいした違いはありません。神前式の場合、親族しか参列できないのが欠点です。


◆仏前式


 宗派を重要視する年配者に支持されている挙式です。婚家にゆかりのある菩提寺や、披露宴会場を併設している寺院で挙げるのが一般的です。自宅の仏前に僧侶を招いて行なうこともあります。


 式場では設備のあるところが少ないので、会場探しに苦労するという欠点があります。式場によっては、仏壇の持ち込みが可能なところもあります。


◆人前式


 特に決められた儀式も式次第もない、新しいスタイルの挙式で、ホテルや式場、レストランなどを利用し、披露宴会場と兼用で行なうのが一般的です。両家の宗教が違う場合や、オリジナリティを出したいカップルに向いています。


 スキー場や水族館など二人の思い出の場所を会場にできるのはメリットですが、全てを自分達で仕切らないといけないのがデメリットです。


◆海外挙式


 海外の美しい風景の中で挙式したいというカップル向きのものです。ハワイやオーストラリアなどが人気で、近頃は旅行会社や代理店で各種手続きの代行をしてもらえるため、手軽に申し込みすることができます。


 しかし旅費だけでもかなりかかるので、新郎新婦二人だけか、家族やごく親しい人しか同行できないのが欠点です。

披露宴スタイル(2)


様々な披露宴会場


 披露宴の会場選びも重要なポイントになります。

●専門式場

 婚礼に関するものなら、何でもそろっていて施設も充実しているので、プランのいさいを安心して任せることができます。挙式は神前式、キリスト教式が主流ですが、その他のスタイルを考えるなら相談をしてみましょう。

●ホテル

 豪華な雰囲気でサービスも行き届いている上、招待客の更衣室などの設備が充実しているのがメリットです。料理プランも、和・洋・中華・折衷と充実しています。招待客が宿泊するときに便利です。

 しかし、他の施設に比べて料金が割高でドレスや引き出物を外部から持ち込むと、別途料金がかかる場合があります。

●レストラン

 オリジナリティを出したいカップルに注目されています。料理の味はもちろん、建物やインテリアの雰囲気がおしゃれであり、新郎新婦と招待客との距離が近いので、アットホームな雰囲気で歓談できます。

 しかし、スペースに限りがあるので、多人数を招く披露宴には不向きと言えるでしょう。

●公共施設

 国や地方自治体、共済組合、互助会などが運営する施設で、低料金で行なえます。オーソドックスなタイプの式場ですが、近頃は建物の設備やサービスが充実しているところが増えて料金は多少高めになっているようです。

 引き出物の持ち込み料がサービスになったり、低料金で衣装が借りられるといったメリットもあります。

●料亭

 お座敷で落ち着いた雰囲気で会食したいという場合に最適です。建物の雰囲気を味わい、純和風の調度品や庭園を観賞できるということや、自由に席を立って歓談しやすいといったメリットもあります。

 ですが、多人数を収容できる座敷を持つところが少ないので、親族だけの披露宴に利用するといいでしょう。

●その他

 ホテルの庭園や一軒家風のレストランでのガーデンパーティー、船を貸し切り、ゆっくり航行しながらのパーティースタイルも人気があるようです。

 しかし、こういった会場では衣装や着付け、メイクなどのスタッフ、演出アイデアなど全てを自分達で手配しなければいけないので、かなり手間がかかるという欠点があります。

披露宴スタイル


招待客に合わせて


 披露宴には様々な形式があり、一般的にはディナー形式かビュッフェ形式が多いようです。それぞれの披露宴スタイルの特徴は以下の通りです。

□ディナー形式

 多くの披露宴で用いられる一般的なスタイルです。着席で料理のフルコースを楽しむことができ、格式があり、落ち着いて食事ができるのがメリットです。

 ですが、型にはまりやすい、移動がしにくい、会場がまとまりにくいといった欠点もあるようです。

□ビュッフェ形式

 大きなテーブルにオードブルや大皿料理が並び、自由に好きなだけ取り分けられる立食スタイルです。席次を配置する必要もなく、当日の参加人数が確定できない場合や多人数でも対応できます。

 招待客が自由に移動できるので、若い人が多く、カジュアルな雰囲気の披露宴に向いています。ただ、少人数で参加する人は孤立してしまう恐れがあり、また立ちっぱなしになってしまうため、年配者がいる場合は、椅子を準備しておくなど配慮が必要となります。

□和風形式

 近頃はあまり見かけませんが、料亭など座敷でお膳を並べ、和食をいただく日本の伝統的なスタイルです。自由に席を立ってお酌をしたり、歓談することができます。多人数よりも、親族だけの少人数での披露宴に向いています。

□中華形式

 円卓を囲んで、豪勢な中華料理を楽しむといったスタイルです。円卓なので、隣同士の関係を気にせず、初対面でも和気あいあいと食事できるというメリットがあるので、招待客の席次に頭を痛めそうな場合にお勧めです。

□カクテルパーティー形式

 ビュッフェ形式と同じような立食スタイルですが、飲み物と軽食がメインとなります。多種類のカクテルやアルコール類が準備され、自由な雰囲気で楽しめるのがメリットです。

 式場によっては、祝宴用のオリジナルカクテルを準備してくれる場合もあります。比較的人数の少なめな招待客の場合に向いています。

日取りの決め方

都合のいい日を選ぶ


 挙式、披露宴のスタイルが具体的に決まったら、なるべく早く日取りを決めましょう。様々な準備や打ち合わせの期間も含めて、遅くとも6ヶ月前にははっきりとした日取りを決めておきたいものです。


 一般的に、4・5・6月と10月が過ごしやすい気候であることから、結婚シーズンといわれており、式場ではこの時期の土曜、日曜、祝日で吉日と重なる日から順番に予約が埋まっていきます。


 挙式・披露宴の開始時間は挙式を午前中に行い、披露宴は挙式後1~2時間後というのが一般的です。披露宴後、ハネムーンに出発したり、二次会を行なうなら午後4時くらいまでに終了するように設定しましょう。


多くの式場では、予約の少ないオフシーズン、仏滅、先負の日のプランは料金割引やプレゼントなどの特典を設けています。吉日の婚礼パックに比べて1~2割安く、礼装や美容、引き出物などの細かい料金も割引になる場合があります。


 また、平日や夕方からの披露宴プランもお得です。式場によって内容は違いますので、問い合わせてみましょう。


ジューンブライド


 ジューンブライドにこだわって6月の挙式を希望するカップルも多くいるようです。英語のジューンとは、そもそもジュノーというギリシャ神話の神にちなんだものです。この神は女性であることから、6月に結婚する花嫁は幸せになれると伝えられています。


 日本では、6月は梅雨と重なるためか式場によっては比較的すいている場合もあるので、意外と狙い目かもしれません。

仲人を依頼する(2)

仲人夫妻に気配りを


 仲人を引き受けると、様々な出費がかさんでしまうものです。特に、仲人夫人は美容代や着物代などで出費が増えることでしょう。依頼するときは、交通費などの細かい雑費などで、余計な出費を増やさないように気を配るようにしましょう。


 できるだけ、こちらのほうから頻繁に足を運ぶなどして、誠意を伝えるようにしましょう。二人の事をよく知ってもらうためにも交流の機会をもつことが大事です。


仲人へのお礼


 仲人をお願いした方には、お忙しい中二人のために時間を割いていただいたという感謝の気持ちをこめて、披露宴が終わったあと、仲人宅を訪れてお礼を渡します。


 近年では、現金を包んでお礼とする場合が多く、金額は10~20万円が標準で結納金の2割、または仲人からのお祝い金の2倍返しが目安となっているようです。


ただし、先方は御厚意で仲人を引き受けて下さるので、依頼に伺うときにいきなりお金の話を持ち出すのはやめておきましょう。


 本来は、目上の方にお金を包むのは大変失礼な事です。記念になるような品物、例えばハネムーンのお土産などをお礼として贈るのもいいと思います。


 現金の場合は「ご散財をおかけしましたので、大変失礼ですが、私たちの気持ちですのでどうぞお受け取り下さい」と言って、お渡しするようにしましょう。


仲人を断られたら


 もし仲人を依頼して、断られた場合は、なるべく日をおかずに「御心を煩わせてしまいまして、誠に申し訳ありませんでした。今後ともよろしくお願いいたします」と、お詫びの手紙を出すようにしましょう。


 適任者が見つからない場合は、人材派遣会社の仲人サービスなどを利用するのもひとつの方法です。

仲人を依頼する

結婚式の立会人


 仲人とは、結婚式の立会人であり、両家の仲立ちや若い二人の相談役となる心強い存在です。以前は結納から挙式まで立ち会うのが仲人の役割でしたが、近頃は挙式の当日だけお願いする「頼まれ仲人」が主流になっているようです。


 一般的に円満な家庭生活を送っている良識あるご夫婦で、社会的信用があり、時間的に余裕がある人、当事者である二人のうちどちらかをよく知っている人が望ましいとされています。大抵は、主に男性側の会社の上司や恩師に依頼することが多いようです。


 お見合いの場合は、仲介者にそのまま仲人をお願いするのが一般的ですが、別の人に頼むときにはあらかじめ事情を説明し、内諾を得ておきましょう。その場合、仲介者は披露宴の主賓として招くのがマナーとなっています。


依頼するときは

 
 仲人の依頼は、式場を予約する前にすませておくのがマナーです。事前に結婚の報告を兼ねて、手紙で挨拶をしたうえで打診をします。


 手紙がついた頃を見計らって電話を入れて、内諾を得たら、二人で手土産持参で、丁重にお願いに伺うようにしましょう。


 ただ、会社の上司に依頼する場合は、まず口頭で伝えてもいいでしょう。先方も都合があることですから、できれば6ヶ月以上前に、遅くとも挙式の3ヶ月前にはお願いしておきたいものです。


 挙式の時期や内容が具体的に決まったら、スケジュールを伝えると共に、二人の性格・趣味などを詳しくまとめた身上書を渡します。仲人が男性の上司で、女性と双方の両親ともに面識が無い場合は、事前にお互いを知るために一度揃って挨拶に伺いましょう。

式場と決定・予約

情報収集


 挙式の日取りやイメージが決まったら、具体的な式場、披露宴会場探しにとりかかりましょう。まず会場の情報を集めることから始めましょう。最近多く出回っている結婚情報誌などを参考にするといいでしょう。


 また、各地にあるウエディングサロンに相談に行くという方法もあります。専門家がそれぞれカップルの希望や予算に合わせて、披露宴会場の提案やアドバイスをしてくれます。


会場の下見


 会場は交通の便や収容人数、雰囲気、料理などを細かくチェックした上で決定します。揃えたパンフレットなどを参考に、二人の希望に合う会場が見つかったら、その会場に足を運んで、設備や雰囲気、サービスなどを確認します。


 不明瞭な点があれば、遠慮なくスタッフに聞きましょう。その際にスタッフの応対の仕方もチェックします。ちゃんとした対応をするスタッフなら、大切な日を安心して任せられます。また、下見の時に窓口で予算の見積もりをお願いしておくといいと思います。


式場・会場の予約


 式場・披露宴予約会場を下見し、納得するところが見つかったら予約をします。1年前から予約が埋まっている会場もあるので、早めにしましょう。


 また、あらかじめ希望日を限定しすぎると、その日が空いてない場合もあるので、会場側から何日か候補を出してもらい、希望日と調整するといいでしょう。候補日の中でいつがいいかを決めたら、希望の日時を会場の担当者に伝えて、仮押さえをします。


 仮押さえの期間は1週間ほどで基本的に料金はかかりません。この間に再度両家で確認しあい、最終的に納得したら、正式な予約をすることになります。


 式場の予約には予約金が必要になるので、事前に会場側に確認しておきましょう。このお金は、挙式・披露宴が終了した時点で、一緒に精算されます。

結婚費用についての考え方

予算を立てる


 結婚にかかる費用には、挙式・披露宴のための費用のみならず、その他にも様々なものが含まれます。こうした全体の予算を立てた上で、挙式・披露宴にかける費用を割り出すことになります。


 挙式・披露宴は、総費用の中で最も出費が大きく、ここ数年の平均額は300万円を超しています。ですが、近頃は結婚の総費用は減少の傾向にあり、二人の貯蓄の範囲内でまかないたいというカップルも増えているようです。


 あらかじめどのくらいの金額なら出せるのかをよく話し合い、予算の上限を決めて、その中で収まるよう細かい項目までしっかりと見積もっておくようにしましょう。


かかる費用


 挙式・披露宴にかかる費用は、挙式のスタイルとどの式場を選ぶかによって違ってきましたが、その内訳はだいたい同じと考えていいでしょう。


 大まかな内訳としては、挙式料、披露宴の室料、料理・飲み物代、衣装代、美容・着付け料、写真代、引出物料、印刷代、飾り花代などになります。この中で大きな割合を占めるのが料理と飲み物代です。


 招待する人数によって予算も大きく異なりますので、予算を立てるときには、おおよその招待者数を決めておくことが大切です。


 式は独立した教会や神社で挙げ、披露宴を別の場所で行ないたい場合は、予算の見積もりもそれぞれの会場ごとで違ってきます。また海外で挙式をして、帰国後レストランで披露宴を行なうという場合もあります。


 いずれにしろ、招待者数を多めに見積もり、ゆとりのある予算を組んでおくことがポイントとなります。

ウエディング衣装(3)

貸衣装


 ウエディングドレスでは和装に比べると安価なため、自分で購入する人もいるようですが、挙式が終わった後の収納場所や予算を考え、レンタルを利用する場合が多いようです。


 衣装の予約は、挙式の3ヶ月前あたりまでに行なうのがいいでしょう。あまり遅くなると、希望するデザインのものが借りられなくなってしまうことがあるので注意が必要です。


 衣装はランクによってレンタル料も異なります。試着するときは、まず予算より低めのものから見ていくようにするのがポイントです。また、アクセサリーやブーケなどは別料金になることも頭に入れておきましょう。


小物の用意


 ウエディングドレスの場合は、手袋やアクセサリーをつけるかどうかも重要なポイントです。肌を多く露出するドレスには、ロングの手袋をつけるとバランスが良くなります。シンプルなドレスのときには、髪にヘッドドレスやティアラを飾ります。


 それらは全て、ドレスのデザインや素材によって相性のいい組み合わせがありますから、担当者ともよく相談して決めましょう。


 和装の場合は、準備する小物は基本的に決まっています。頭には飾りかんざし、懐には、はこせこ(紙入れ)と懐剣、手に房のついた扇子を持ちます。白無垢であれば白でそろえ、色打掛や振り袖の場合は、衣装に合わせて小物を組み合わせます。


 また、洋装でも和装でも、肌に直につけるものは借りることができないので、以下のものは自分で購入する必要があります。


●洋装の新婦


 ドレスに合わせ下着、ストッキング、アクセサリー類・靴(レンタルも可)


●和装の新婦


 肌襦袢、裾よけ、腰ひも、帯板、帯枕、襟芯用の和紙、タオルまたはガーゼ、白足袋


●洋装の新郎


 ポケットチーフ、タイピン、礼装用靴下、靴(レンタル可)


●和装の新郎


 タオルまたはガーゼ、白足袋

ウエディング衣装(2)

披露宴での衣装


 披露宴では、招待客の入場時に挙式のときと同じ衣装で出迎え、途中でお色直しを行なうのが一般的です。


もともとお色直しとは、新婦が挙式後に白い礼装から色物の装いに改め、婚家の色に染まるという意味で行なわれていたのですが、今では披露宴を華やかにするためのものになっています。


和装からウエディングドレスやカクテルドレスに、またはウエディングドレスから振り袖というように、和装、洋装どちらも着る例が多いようです。


 衣装選びで重要なポイントとなるのが、会場の広さや雰囲気とのバランスです。大きな会場にはボリュームがあるドレスが映えますし、こぢんまりとした会場では、Aラインやショート丈などのシンプルなドレスの方が注目度が上がります。


お色直しをしない場合


 最近ではお色直しをせずに、純白のウエディングドレス一着で挙式から披露宴まで通すケースもあるようです。そもそも欧米ではお色直しの習慣が無いので、これが本来のあり方と言えるでしょう。


 その場合は、ベールをはずしたあとのヘアスタイルのアレンジや色花のブーケにしたり、アクセサリーなどの小物をかえることで、イメージチェンジするのが基本です。


 どんなドレスを選択する場合でも披露宴用にアレンジするときは、パーティー感覚のイブニングドレスとして着るのではなく、あくまで花嫁の正装であることを忘れてはいけません。


 花嫁としての初々しさや清楚さが感じられる装いを意識して、より自分に似合ったドレスを選ぶようにするといいでしょう。

ウエディング衣装

挙式用衣装


 挙式のスタイル、式場、日程が決まったら次は衣装選びです。神前式の挙式では、新婦は白無垢か色打掛、または振り袖、新郎は黒紋付きに羽織袴を着用するのが主流です。


 仏前式の場合は、新郎は神前式と同じですが、新婦は白無垢と決まっていて、色打掛は着用しません。また、仏前式では参列者全員が数珠を用意する必要があり、新郎は白い房、新婦は赤い房の数珠になります。


 キリスト教式の場合は、プロテスタント式とカトリック式で、決まりが多少異なります。プロテスタント式ではそれほど細かい規制はありませんが、新婦は純白のウエディングドレスで、肌はできるだけ見せないデザインであることが原則です。


 新郎は昼間の第一礼装であるモーニングコートを着用します。また、再婚者は色物のドレスを着ることになりますが、式場内のチャペルでの挙式であれば戒律が厳しくないので、純白を着ることは可能です。


 カトリック式の場合はさらに細かい決まりがあり、新婦のドレスは純白で襟はハイネック、手首まである長袖、丈は床に長く広がるものほど格調が高いとされているそうです。新郎の場合も各教会によって違いがあるので、必ず事前に確認します。


人前式の場合


 特にこれといった決まりの無い人前式では、衣装も自由に選択できます。フォーマルな雰囲気を大切にするなら、できるだけ肌の露出が少ないドレスを着用し、誓約式や結婚成立の宣言まではベールをつけることで、披露宴パーティーとのメリハリをつけるといいと思います。


 新郎は、準礼装であるディレクターズスーツやタキシードでも大丈夫です。

招待客を選ぶ(2)

招待状の文面


 文例は、ホテルや式場に用意されている見本などを参考にするといいでしょう。また、ウエディングパックの中に招待状の印刷などの費用が全部含まれている場合もあります。


 近頃は、デザインや用紙に凝ったオリジナルの招待状を出すカップルも増えているようです。オリジナルの場合でも、年配の方にも分かりやすいような文面やデザインに気を配りましょう。


 差出人の名前は、両家の親の連名で明記するのが一般的です。招待客が友人や同僚中心の場合は、本人達の名前で出すのもいいと思います。


 招待状の宛名は、毛筆でなくては失礼にあたるということはありません。丁寧な文字であれば、ペン字でも構いません。式場などに宛名書きの代筆を依頼すると、別途費用がかかるので、そのような予算も頭に入れておきましょう。


 招待状が出来たら、発送する前に、仲人に目を通してもらうのがマナーです。


遠方からの招待客


 遠方の人に出席をお願いする場合は、交通費や宿泊費などは、招待する側が負担するのがマナーです。招待状を出す前に連絡をとった時に、さりげなく交通費や宿泊費を負担することを伝えるといいでしょう。


 出席してもらえるようなら、事前に交通手段を確認してチケットを送ったり、宿泊場所の手配をしておきます。


 友人や親戚の場合は、交通費などを負担するかどうかははっきりとは決まっていません。負担できないときは、招待状に「ご遠方で迷惑をおかけしますが、是非出席いただければ幸いです」といったお詫びの言葉を添えて出しましょう。


 また、お祝い金を辞退することで、交通費に代えるという方法をとるケースもあるようです。お互いの関係を考えた上で、最良の方法をとるようにしましょう。

招待客を選ぶ

リスト作り


 挙式・披露宴の日取りと会場が決まったら、招待客のリストを作成します。招待客の人数は、両家ほぼ同数がいいのですが、仕事の関係などで新郎側が多くなる場合でも、割合の差は2割くらいまでに抑えるのが一般的です。


 親戚、会社の上司、先輩、同僚、友人などの中からリストアップし、主賓と必ず招待しなければいけない人、人数に余裕があれば招待したい人などに分けて考えておくと、絞込み安いと思います。


 リストが出来たら、招待者にあらかじめ手紙か電話で連絡をし、相手の了解を得てから招待状を発送するようにするのがマナーです。親戚や年配者などに対しては、立場によって親から連絡してもらうといいでしょう。


発送の目安


 招待状は挙式の2ヶ月前、遅くとも1ヶ月半には相手に届いているようにしなければいけません。招待状の印刷に2~3週間はかかるので、宛名書きの期間も考えた上で、挙式の3ヶ月前には招待状の印刷を注文しておくのがいいでしょう。


 招待状には、返信用のはがきと式場への略図も同封して発送します。そちらのほうも忘れずに準備しておきましょう。


喪中の人に対しては


 招待したい人が喪中で出席できないかもしれない場合でも、一応招待状は送っておきましょう。出席するかどうかは先方が決めることなので、こちらで勝手に判断してはいけません。


 また、招待状を送ることで結婚を報告するという意味もあるからです。友人や親戚といった近い間柄の場合には、あらかじめ電話などで出席できるかどうかを確かめてからでもいいと思います。

引出物の用意

引出物の予算


引出物は通常、記念品とお菓子などの食べ物を組み合わせたものになります。一般的に、その費用は披露宴の料理代の2~3割が目安といわれています。


引出物には品物代金の他、手提げ袋代、場合によっては外部からの持ち込み代が必要になるので、それも考えておきましょう。


各式場に用意されている引出物の見本カタログなどを参考にすると、予算や品物の目安が分かると思います。


地域で異なる


 地域によって引出物の内容や傾向、しきたりにかなりばらつきがあります。記念品1品のみのシンプルなところから、折詰料理、お祝い事に欠かせないかつお節や紅白のお菓子などを含めて5品、7品と豊富に揃えるところなど様々なケースがあります。


 二人の出身地が別々の場合は、双方の親とも相談しながら検討することが大事です。それぞれの地方の習慣を尊重しながらも、招待客が持ち帰るときの負担なども考えて、内容を決めるようにしましょう。


 近頃では、遠方からの招待客のために宅配サービスを含めた引出物を提案している式場もあるようです。


1世帯に1つ


 夫妻や家族で招待した場合は、引出物は1世帯に1つとするのが一般的です。


これは、同じ品物が1世帯で重複することを避けるために定着した習慣ですが、本来、引出物は自分達の喜びと感謝の気持ちを込めて贈るものなので、全員に渡すのが原則と言えるでしょう。


 近頃では、男性と女性、独身者と既婚者、年齢層など、それぞれに合わせて品物をかえて準備するというケースも増えてきているようです。

スタッフとの打ち合わせ(3)

最終打ち合わせ


 2週間~10日前には、挙式・披露宴の出席者の人数、顔ぶれがはっきりしてきます。また、スピーチしてくれる人、余興を披露してくれる人が決まれば、それをもとに会場の担当者や司会者と最終的な打ち合わせを行い、披露宴の進行表や席次表を作成します。


 当日、会場に預ける衣装や引出物、演出小物などは、忘れ物が無いように事前にチェックリストを作っておくと安心です。


招待客の席次


 席次表とは、招待客全員の名前や肩書を、座席の配列どおりに表にまとめたものです。立食型の披露宴は別として、着席して行なう場合は、事前にどこに座ってもらうか決めておかなくてはいけません。


 一般的に席次は、新郎新婦が座るメインテーブルに向かって左が新郎側、右が新婦側の招待客の座席になります。地方によっては、これと反対のケースもあるので、会場に確認しておきましょう。


 メインテーブルに遠い末席から、血縁の濃い順(両親・家族)に座り、メインテーブルに近づくにつれ、親戚、友人、同僚と続き、新郎新婦から最も近い上席に上司や先輩、恩師などの主賓や来賓が座ります。


 テーブルごとの席次は、友人同士、同僚同士、夫婦は同じテーブルにしたり、隣や向かい合わせにします。また、面識の無い人同士が同席することになる場合は、年齢や立場の近い人同士が並ぶように配慮します。


 挙式の2週間前には席次表の印刷が依頼できるように、席次を決めておきましょう。また、招待客の名前を把握しておく必要のある世話役や司会者、撮影係には披露宴の始まる前に席次表を渡しておくといいでしょう。

スタッフとの打ち合わせ(2)

スピーチ・余興


 スピーチは主賓以外に、両家それぞれから2~3名ずつ依頼します。主賓は、新郎側、新婦側それぞれの代表で、披露宴の初めにあいさつをしてもらう方です。主賓をお願いする方には、書状だけでなく、直接訪ねてお願いするのがマナーです。


 それ以外は、親戚や同僚、友人など色々な立場の人から選び、挙式の2ヶ月から2週間前までに依頼します。友人の場合は口頭でも構いませんが、目上の方にはあらかじめ書状で依頼するといいでしょう。


 また、スピーチの他に友人同士のグループなどの余興もあると、披露宴の場が和やかになります。内容はそれぞれの友人に任せるのが普通ですが、通常、新郎新婦に贈る歌や二人にちなんだゲーム、クイズなどが多いようです。


披露宴の演出


 披露宴の演出といえば、ケーキカット、キャンドルサービス、花束贈呈が定番です。ですが別にそれにこだわる必要はなく、一生に一度の披露宴ですから二人でじっくり話し合い、自分たちに合ったプランを練りましょう。


 例えば、ケーキカットのかわりに、事前に積み上げられたグラスにシャンパンを注ぐシャンパンタワーや、樽酒を小づちで開ける鏡開きなどを行なう方法もあります。


 近頃は会場の隅に写真コーナーを設け、新郎新婦の幼いころの写真や、二人の思い出の写真などを飾ったり、大型スクリーンでビデオやスライドを上映したりして、二人の軌跡を紹介する演出に人気が集まっているようです。


 その他、BGMも重要なポイントです。二人の好きな曲を選出してオリジナルテープを作成したり、楽器演奏のできる友人に生演奏を依頼するのも効果的です。式場によっては、弦楽四重奏やピアノ演奏、祝い太鼓などの演出プランが準備されているところもあります。

スタッフとの打ち合わせ

様々なスタッフ


 披露宴には、式場のスタッフ以外に司会者や、受付係など様々なスタッフが必要になります。そうしたスタッフをまとめたり、式場の係の人と連絡をとる役割として、世話役(世話人)を一人立てます。


 これは信頼のおける親戚の人にお願いする場合が多いようです。司会者が世話役を兼任することもありますが、進行をスムーズにするためには専任の人がいたほうがいいでしょう。


 スタッフについては、以下のようなポイントに気をつけて選びましょう。

●司会者


 一般的に、新郎新婦をよく知っている先輩や友人にお願いするというケースです。司会者には明朗でユーモアがあり、はっきりと人前で話せる人、突発的な事が起こっても冷静に対処できる、いわゆる機転が利く人という点を考慮して選びたいものです。


●受付係


 受付係は、披露宴の会場入り口で招待客を迎え、ご祝儀を受け取り、席次表を渡すのが主な仕事です。新郎新婦から1~2名選びます。礼儀正しく、明るい印象の友人や同僚にお願いするといいでしょう。


●撮影係


 近頃は披露宴中にビデオ撮影が行なわれますが、これは失敗が許されないものなので、プロにお願いすることが多いようです。また、写真撮影を友人・知人に任せるなら、手慣れている人にお願いするのがいいでしょう。


●ブライズメイド


 一般的に、式場には新婦の介添役がいるものですが、レストランなど介添役のいない会場では、当日、新婦の身の回りの世話をしてくれる人が必要となります。そのスタッフがブライズメイドです。


 荷物の管理や家族と連絡をとりたいときなど、こうした人がいると安心できます。通常、姉妹やふだん親しくしている友人に頼むことが多いようです。

二次会の準備

幹事の依頼


 近披露宴の後に、二次会のパーティーを行なうカップルは少なくありません。披露宴では、友人とゆっくり話す時間はあまりありませんし、招待者数の都合で招くことができない人もいます。


 二次会はレストランやカフェバーなどを会場とし、会費制で行なうのが一般的なパターンです。二人は何かと忙しい時期なので、会場の手配や演出などをとりまとめてくれる幹事を親しい友人にお願いしておきましょう。


 気をつけたいのは、披露宴会場から近いところを選ぶことと、二人が呼びたい人を確認しておくことです。予算は、1人1万円以内で収めるのが一般的です。料理は、気軽に楽しめるビュッフェ形式の軽食を用意するケースが多いようです。


演出は幹事に


 招待者リストを作ったら、二次会の案内状とともに、返信用のはがきを先方に送ります。これは主催者を幹事の名前で出しますが、発送の手配は分担して行ないましょう。


 二次会の演出内容は幹事を中心に、相談して決めてもらいます。よくあるのは、出席者全員が参加できるゲームを行なうことです。景品をもらうゲームの場合は、その分も予算に含めて考えてもらうようにしましょう。


記念品を贈る


 二次会では、披露宴に出席してもらえなかった人も大勢集まってもらうので、通常、二人から感謝の気持ちを込めて記念品を渡します。


 披露宴の引出物ほど大げさなものではなく、主にお菓子やタオル・ハンカチなどが多いようです。新居の住所を明記した手作りカードを添えるのもいいと思います。

結婚式前日までに

あいさつ


 式に出席しない親戚や恩師、日頃お世話になっているご近所の人などには、式の前にちゃんとあいさつをしておきたいものです。


 事前にお祝いの品や、お祝い金などをいただいている場合は、できればこちらから出向いてお礼をいいましょう。遠方で、でかけられない場合は、手紙でお礼と結婚の報告をします。


 仲人や司会者などにも電話して、「明日はよろしくお願いします」とひと言あいさつをしておくといいでしょう。その際、式場に入る時間や進行スケジュールの確認などをしておきましょう。特に受付係とは、お祝い金の受け渡し方法について、じっくり話し合っておくといいでしょう。


 結婚して家を離れることになる場合は、家族との時間も大事にしたいものです。できるなら、式の前日は家族そろって食事をするようにして、家族団らんの時間を持つといいでしょう。

挙式・披露宴の最終確認


 挙式の前日は、式場・披露宴会場の担当者へ連絡して、披露宴の最終的な出席者数、美容室に入る時間、挙式・披露宴の進行スケジュールなどを確認しましょう。


 特に式場の外部から引出物や衣装、小物類を持ち込む場合は、それがちゃんと届いているかどうか確認も忘れないようにしましょう。


 また、当日自分で持参するものをチェックします。挙式・披露宴の衣装に必要な下着や小物、結婚指輪、二次会用の衣装などは、挙式・披露宴用として準備し、ハネムーン用の荷物は別にしてまとめておきましょう。

挙式の朝

早めに起きる


 結婚式当日は、早めに起きて準備をしましょう。余裕があれば、シャワーを浴びておくと心身ともにリフレッシュできます。また、披露宴の間は、思うように食事がとれないので朝食は必ずとっておきましょう。


その際、気をつけて欲しいのは、食べる時間が無かったり、食欲が無いからと言って何も食べずに、いきなり冷たいものを飲みすぎるということです。挙式や披露宴の途中で、気分が悪くなったり、お腹をこわすようなことは避けたいものです。


家を出る前


 新婦は式場に到着したら、すぐにメイクにかかりますので家を出る前は、基礎化粧品をつけただけの状態か、控えめのメイクにしておきましょう。洋服も、脱ぎ着のしやすいものを着るようにします


 また、親には当日、式場のスタッフや介添人に渡す心づけを預けておくことを忘れないようにしましょう。心づけは祝儀用の小さい袋に入れて、両家の名前を表に記しておきます。


2時間前には到着を


 新婦は着付けやヘアメイクの時間を考えて、約2時間前には式場へ到着するようにしましょう。その際、できれば母親も一緒に式場に向かいます。


新郎は、1時間前には式場に着くように準備をします。身だしなみには特に注意して、無精ひげなど残ってないかしっかりとチェックしておきましょう。


 万が一、交通渋滞や不測の事態で遅れてしまいそうな場合は、早めに会場に連絡を入れて新郎新婦の名前を告げて、その披露宴に遅れることを伝えておきましょう。


 特に祝辞を依頼されている場合などは、連絡を入れておかないと進行に差し支えることもあるので気をつけましょう。

式場での注意点

まずは美容室


 会場に到着したら、新婦にはすぐにヘアメイクと着付けが残っています。着付け後は自由に動けなくなるので、美容室に入る前に必ずトイレに行っておきましょう。


 美容師や着付け係、介添人と顔を合わせたら、きちんとあいさつをしましょう。ヘアスタイルやメイクなどについては、すでに打ち合わせ済みなので、後は担当者の指示に従うようにしましょう。


 和装の場合、帯やかつらがきついときは、はっきりとその事を伝えたほうがいいでしょう。きついのに無理をして、挙式や披露宴中に気分が悪くなると厄介です。


控え室にて


 着付けやメイクが終わったら、新婦側の控え室に入り、式が始まるまで待機します。着付けが乱れるといけないので、むやみに動きまわらないようにしましょう。


 控え室には、親族や友人がお祝いを言いに来てくれます。そんな時は座ったままでもいいので、感謝の気持ちを表しましょう。また、新郎側の親や仲人が見えたときは立ち上がってあいさつをします。


 新郎も、着付けが終わったら新郎側の控え室に入ります。親族が見えたら、謝辞のあいさつを述べて、仲人に親族を紹介します。また、この間に司会者や会場の担当者と最終的な進行の打ち合わせを行ないます。

心づけを渡す


 挙式・披露宴を裏で支えてくれている式場のスタッフへの心づけは、祝儀袋に入れて用意しておき、親から渡してもらいます。


 心づけを渡すときに注意したいのが、渡すタイミングです。挙式と披露宴を同じ場所で行なうときは、披露宴開始後に、披露宴を別の場所で行なう場合は、挙式の前か終了後に渡しましょう。なるべく人目につかないところで渡すようにします。


 ただ、ホテルや式場によっては、心づけをいっさい受け取らないように教育されているところもあるようです。そんなときは、あまり無理強いをしないようにしましょう。

挙式(キリスト教式)

教会で挙式する場合


 教会での挙式は、原則として新郎新婦のどちらかがキリスト教信者であることが前提となります。ですが、信者で無い場合も、ホテルや一般式場内のチャペルであれば特別な条件もなく、気軽に式を挙げることができます。


 また、プロテスタント教会では条件付きで信者以外の人に門戸を開いてくれるところも増えています。ですが、カトリック教会は戒律が厳しく、どちらかが信者でなければ挙式できないケースがほとんどです。


教会での注意点


 教会で挙式するときに気をつけたいのが、当日のマナーです。カメラやビデオの撮影などを行なってもいいかどうか確認する必要があります。また、参列者の服装も、胸や背中の大きく開いたドレスは控えるのがマナーです。


 式の流れは、プロテスタントとカトリックで多少違いがあります。ホテルや式場のチャペルの場合は、通常、プロテスタント式となります。


キリスト教式(プロテスタント)の式次第


1、参列者入場・・・家族、親族、友人など参列者は、挙式開始前に教会へ入場し、着席して待機します。


2、新郎入場・・・前方入り口から立会人(仲人)と共に入場します。


3、新婦入場・・・参列者は全員起立して新婦を迎えます。新婦は、父親と共にバージンロードを進み、父親が新郎に新婦を引き渡します。


4、讃美歌斉唱・・・新郎新婦がそろったところで、全員起立して讃美歌を斉唱。


5、聖書朗読・祈祷・式辞・・・牧師が聖書の一節を朗読、神に祈りを捧げます。続いて、式辞と結婚生活についての教えを説きます。


6、誓約・・・参列者は、証人として全員起立します。牧師が新郎新婦それぞれにお互いの永遠の愛を誓う誓約の言葉を問いかけ、新郎新婦は「誓います」と答えます。


7、指輪の交換・・・新郎が新婦の左手薬指に、続いて新婦が新郎の左手薬指にそれぞれ結婚指輪をはめます。このとき新婦は、手袋とブーケを立会人に預けます。


8、祈祷・宣言・・・牧師が二人の右手を重ね合わせた上に自分の手を重ねて祈りを捧げ、神と参列者に二人の結婚の成立を宣言します。また、婚姻届に署名・捺印することもあります。


9、讃美歌斉唱・・・参列者は一同起立し、祝福の讃美歌を斉唱。牧師が祝福の祈りを捧げます。


10、新郎新婦退場・・・新郎新婦がバージンロードを腕を組んで退場します。続いて仲人も退場し、最後に両家の代表がお礼のあいさつをします。

挙式(神前式)

伝統的なスタイル


 神殿に向かって三々九度の杯を交わし、玉串奉奠を行なう日本の伝統的挙式が、神前式です。その厳粛な雰囲気は、挙式スタイルの中でも根強い支持を得ています。


 神前式の式の流れや作法は、式場によって異なる場合もありますが、介添人や巫女がそのつど教えてくれますので、その指示に従って行動すれば問題ありません。


神前式の式次第


1、入場・・・係員の先導で新郎新婦、仲人、親族が入場します。


2、修祓の儀・・・斎主により式の開始が告げられ、一同起立し、お祓いを受けます。


3、祝詞奏上・・・斎主が祝詞を奏上し、神に二人の結婚の報告をします。


4、三献の儀・・・新郎新婦は、巫女が注いだお神酒を大中小の杯で交互に飲みます。1杯を3口で飲み干すのが正しいやり方です。


5、誓詞奏上・・・新郎新婦が神前に結婚を誓う誓詞を読み上げます。新郎が誓詞を読み、年月日、姓名を名乗ったら新婦がそれに続いて自分の名を名のり、付け加えます。読み終えた誓詞はたたみ直し、玉串案に供えます。


6、新郎新婦玉串奉奠・・・新郎新婦は玉串を神前の玉串案に捧げ、二礼、二拍手、一礼をします。このとき参拝者も起立して拝礼します。新郎新婦が席に戻るときは、お互いが背を向けないように内まわりにまわって戻ります。


7、仲人夫妻、親族代表による玉串奉奠・・・新郎新婦同様、仲人夫妻または両家の代表者が玉串を捧げます。


8、指輪の交換・・・巫女が三方に乗せて持ってきた指輪を、新郎が新婦の左手薬指に、続いて新婦が新郎の左手薬指にはめます。


9、親族杯の儀・・・全員起立して、お神酒が注がれた杯を3度に分けて飲み干し、両家が親族固めの杯を交わします。


10、退場・・・斎主が式終了のあいさつを行い、式が終了します。新郎新婦、仲人夫妻、親族の順に退場します。

挙式(仏前式)

参列者も数珠を持参


 仏前式を選ぶカップルはそれほど多くありませんが、双方またはどちらか一方の家が仏教を深く信仰している場合に行われています。式の流れは宗派によって、多少違います。両家の宗派が違う場合は、男性側に合わせる場合が多いようです。


 仏前式の特徴として、指輪の交換にかわって白と赤の数珠を授かり、焼香をして杯を交わすという儀式があります。介添人などから、事前に一通りの説明はあるようです。


 また、参列者も全員数珠を持参する必要があるので、招待状にはその旨を一筆添えておくようにしましょう。


仏前式の式次第


1、入堂・・・家族と親族、仲人夫妻、新郎新婦の順に仏壇前に入堂。最後に司婚者(式を司る僧侶)が入堂します。


2、敬白文朗読・・・司婚者が焼香した後、仏前にふたりの結婚の報告をする敬白文を朗読します。


3、念珠授与・・・司婚者が仏前に供えてある白い房の念珠を新郎に、赤い房の念珠を新婦に授けます。新郎新婦は念珠(数珠)を左手で受け、四指にかけて合掌します。


4、司婚の辞・・・司婚者が新郎新婦に誓いの言葉を問いかけ、新郎新婦は「誓います」または「はい」の形で答えて仏前に結婚を誓い、司婚者は参列者に結婚の成立を告げます。この後、新郎新婦が誓いの言葉を仏前に朗読する場合もあります。


5、新郎新婦焼香・・・新郎から先に焼香します。念珠を左手にさげたまま合掌し、右手で香をつまみ1回だけ香炉に入れ、再び合掌。続いて新婦も同様に焼香をします。


6、誓杯・・・神前式の三三九度にあたるもので、一番上の杯だけを、新婦・新郎・新婦の順に行います。


7、親族杯の儀・・・参列者一同起立して配られた杯を飲み干し、親族固めの杯を交わします。その後、一同仏壇に向かって合掌。


8、司婚者説法・・・司婚者の祝辞と法話を、新郎新婦は起立、参列者は着席のまま拝聴します。


9、合掌、礼拝・・・全員起立し、司婚者に続いて仏壇に向かって合掌、一礼します。


10、退堂・・・司婚者、新郎新婦、仲人夫妻、親族の順に退堂します。

挙式(人前式)

自由に演出できる


 人前式は参列者を証人として結婚を誓う、新しい挙式スタイルです。宗教や形式にとらわれることなく、自由に演出できるのが特徴で、挙式後そのまま披露宴に移れるため、合理的で経済的にもメリットがあります。


 人前式にはこれといった決まりが無く、自由に演出できるのが魅力ですが、その分、手間がかかります。


二人の考えや式のコンセプトなどを綿密に企画した上で、司会者や式場の担当者と何度も打ち合わせをし、親しい友人のグループにサポートしてもらうなどして盛り上げる工夫をしましょう。


また、人前式では、式の手順だけでなく、婚姻届の用紙、筆記具、印鑑、指輪交換時のトレイなど細かいものまで、全て自分達で用意しなくてはいけません。当日になって慌てないように何度がシミュレーションをしてみて足りないものを補っていくようにしましょう。


人前式の流れ(一般的によく行われるケース)


1、新郎新婦入場・・・新郎新婦が仲人(立会人)夫妻とともに入場します。


2、開式宣言、新郎新婦紹介・・・司会者が結婚式の開始を告げ、司会者または仲人(立会人)が新郎新婦の紹介をします。


3、誓いの言葉朗読・・・新郎新婦は、参列者の前で自分たちで考えた誓いの言葉を二人で読み上げます。


4、婚姻届署名・・・証人ふたり(仲人夫妻)とともに婚姻届に署名、捺印をします。


5、指輪交換・・・新郎が新婦の左手薬指にそれぞれ指輪をはめます。


6、契りの杯、結婚成立の宣言・・・ワインやシャンパンなどで新郎新婦が契りの杯を交わします。司会者は、二人の結婚の成立を報告します。


7、乾杯・・・新郎新婦のあいさつや両親、仲人の祝辞の後、参列者全員で乾杯をします。


8、新郎新婦退場・・・司会者が閉会を宣言した後、新郎新婦が退場します。同じ会場で披露宴を行う場合は、二人が退場せずに、そのまま披露宴に移るケースもあります。

挙式(海外式)

ハネムーンを兼ねた海外挙式


 海外旅行が身近になったことや、挙式とハネムーンが一緒にできることなどから、近頃は海外で挙式を行うカップルが増えています。


 海外挙式を申し込むには、主に2つの方法があります。ひとつは旅行代理店で、ハネムーンと挙式のパッケージツアーを申し込む方法です。


 メリットとしては、全国各地に代理店があり、地方でも申し込めること、いろんな国に通じていることなどが挙げられます。デメリットとしては、出発期日や催行人数の決まりなどがあり、必ずしも希望の日に挙式ができるとは限らないことです。


 もうひとつの方法は、海外挙式に強いプロデュース会社に依頼する事です。これは豊富な知識と経験からオリジナリティのある挙式ができ、日本人スタッフが現地に同行してくれるので、細やかなサービスを受けることができます。


 デメリットとしては、挙式できる国が限られていること、プロデュース会社そのものが少なく、都心に集中していることなどのデメリットもあります。


海外挙式の流れ(よく行われるケース)


1、挙式の準備・・・現地のホテルで着替えとヘアメイクを済ませて、送迎の車で教会へ向かいます。

2、牧師の説教・・・教会に着いたら、牧師から挙式と結婚についての説教を受けます。

3、リハーサル・・・挙式についてひと通りの説明を受け、リハーサルを行います。

4、挙式開始・・・新郎新婦が入場し、牧師の祝辞、聖書の朗読を拝聴します。誓約、指輪の交換、結婚宣言など、それ以降の式次第は日本のキリスト教式の挙式とほぼ同じです。

5、結婚証明書授与・・・牧師から祝辞を受け、退場した後、結婚証明書を授与されます。

6、記念撮影・・・教会をバックに、記念撮影を行います。

親族紹介の仕方

両家の父親が紹介


 挙式が終了したら、披露宴までの間の時間を利用して、記念写真の撮影と親族紹介を行います。式場によっては、挙式の前に行うところもあります。また、神前式の場合は、挙式に続いて、その場で行われることがあります。


 親族紹介をする場所は、主に親族控え室です。以前は、仲人が両家の紹介役を務めていましたが、頼まれ仲人が多い現在では、両家の父親が紹介するのが一般的になっています。


 両家の親族がそろったところで、まず仲人がお祝いの言葉を述べ、「只今から両家の紹介に移らせていただきます」とあいさつをします。続いて、新郎の父親が自己紹介を行い、そして母親、祖父母、兄弟姉妹など、新郎本人と血縁の近い順からひとりずつ、新郎との続柄と名前を紹介していきます。


 紹介された側は会釈をして、「よろしくお願いします」と簡単にあいさつをします。新郎側の紹介が一通り終わったら、新婦側も同様に、父親が親族を代表して紹介していきます。


 仲人が両家を紹介する場合は、人数が多いと覚えきれないので、事前に姓名と読み方、続柄を明記した紹介書を準備して渡しておきましょう。


 全員の紹介が終わったら、両家が向かい合ったまま頭を下げ、親族紹介を終わります。事前に仲人と打ち合わせて、どうするかを決めておくといいでしょう。


婚姻届の署名


 挙式当日、婚姻届に署名する場合は、披露宴が始まる前に、仲人夫妻(立会人)に、証人の署名・捺印をもらうようにするといいでしょう。


 仲人夫妻には、挙式の前日までにその旨を伝えておき、印鑑を用意してきてもらいます。そのほか、本人達の記入が必要なところは、前もって記入を済ませておきましょう。

披露宴(3)

披露宴での写真撮影


 近頃では、披露宴の様子をビデオに収めることもすっかり定着してきました。プロの手による無駄の無い撮影は安心して見られますが、身近な友人や親類などが撮ってくれたものも、二人の素顔や思いがけない表情がかいま見えて、楽しいものです。


 スナップ写真は、招待客が自由に撮る事ができるので、様々な雰囲気のカットが楽しめます。撮影してもらうときはカメラ目線のものだけでなく、スピーチを聞いているときの自然な雰囲気や控え室での様子なども撮っておいてもらうといいでしょう。


 友人・知人同士で集まって新郎新婦と記念撮影をするなら、披露宴を終えたあとにしましょう。新郎新婦が招待客を見送った後に少し時間をとって、それぞれで撮影をするようにします。そのとき、他の招待客や会場の人に迷惑がかからないようにしましょう。


お礼のあいさつ


 披露宴がお開きになったら、新郎新婦は出入り口に立ち、招待客を送り出します。その後、仲人夫妻と両家の親にしっかりお礼のあいさつをしましょう。また、式場のスタッフや司会者にも感謝の言葉を伝えるのがマナーです。


 決められた時間内には会場を出なければいけないので、写真撮影などは早めにすませて、着替えとメイク落としのため、美容室に向かうようにしましょう。着替えをすませた後も、あまり会場内で時間をとらないようにします。最後まで気持ちに張りを持って、会場をあとにしたいものです。


 挙式・披露宴の費用は、式場によって違いはありますが、挙式日の前にあらかじめ支払っておくのが一般的です。ですが、飲み物代が予算オーバーしたりと、当日の費用で精算分が出る場合があります。


 その分の支払いは、新郎新婦が着替えをしている間に、家族が代わって済ませて、後で負担分を精算します。

披露宴(2)

披露宴での心得


 一般的に、新郎新婦は披露宴が始まる前、会場の中で待機します。このとき、司会者や撮影係、会場のスタッフなどにひとこと「お世話になります」とお礼を述べておきましょう。


 披露宴開始前には、新郎新婦、両親、仲人が会場の入り口に立って招待客を迎えます。招待客が入り口に近づいたら、笑顔で迎え頭を下げてあいさつをします。和装の場合の新婦は、かつらの重みで深く頭を下げることが難しいので、軽く会釈する程度でもいいでしょう。


 披露宴が始まり、仲人のあいさつのときには、新郎新婦も起立して聞き、話し終えたら一礼して着席します。主賓の祝辞のときも、起立して聞くのが礼儀ですが、「どうぞ、おかけください」と促されたら着席します。それ以降は座ったままでも大丈夫です。


自然に


 披露宴の間の食事は、なかなか手をつけにくいものですが、緊張感をとく意味でも、軽く食べるようにしましょう。


 ただし、スピーチの間は口を休めて話を聞くようにします。あまりに大声ではしゃぐのは良くありませんが、スピーチの内容がおもしろい時は、自然に笑ったりして、できるだけ普段のまま振舞うようにしましょう。


 新郎は、招待客からお酌されることも多いものですが、勧められるままに飲みすぎてしまうと、後の進行に差し支える場合もあるので、ほどほどにするようにしましょう。


 また、お色直しのときは、あまりにも長い時間中座していると招待客に失礼なので、長くても15~20分程度で済むように早めの準備を心がけましょう。


披露宴中にトイレに行きたくなったら


 お色直しは、トイレに行く機会をつくるためにも重要なポイントです。でも、お色直しが無い場合は、我慢しすぎずに、早めに介添人や仲人夫人に声をかけましょう。タイミングを見計らって、上手に誘導してくれるでしょう。


 当日は、トイレに行く時間がとりにくいので、朝食時にできるだけ水分をとらないなど工夫をしましょう。

披露宴

一般的な披露宴の進行


 披露宴は、挙式を終えた新しい夫婦を親族や知人・友人に披露し、結婚の報告を行うことが目的です。一般的には以下のような流れで進行します。


1、招待客入場…新郎新婦と両家の両親、仲人夫妻が会場の出入り口で招待客を迎えます。


2、新郎新婦入場…招待客が席に着いたら、いよいよ開宴です。仲人夫妻に付き添われて、音楽に合わせて新郎新婦が登場します。


3、開宴のあいさつ…司会者が開宴の辞を述べて、自己紹介、仲人夫妻の紹介をします。


4、仲人のあいさつと新郎新婦の紹介…仲人が、結婚式がすんだことを報告し、新郎新婦を招待客に紹介します。


5、主賓のあいさつ…新郎新婦それぞれの主賓が祝辞を述べます。このとき、新郎新婦は起立して聞くのがマナーです。


6、乾杯…来賓の代表者の音頭で、全員起立して乾杯をします。


7、お色直し…新郎新婦が和装から洋装へと着替えのために離席します。(洋装の場合は、ケーキカットのあとにお色直しをします)


8、ケーキカット…二人でウエディングケーキに入刀を行います。近頃では欧米風にお互いにケーキを食べさせあう光景もよく見られるようです。


9、来賓の祝辞、余興…来賓の祝辞の後、歓談に入ります。友人のスピーチや余興も始まり、披露宴が最も盛り上がるときです。


10、キャンドルサービス…新郎新婦が各テーブルをまわり、キャンドルに火をつけながらあいさつをします。キャンドルサービスのかわりに、キャンディなどを配ってまわる場合もあります。


11、両方の親に花束贈呈…お互いの親へ「これからどうかよろしく」という思いを込めて花束を贈ります。このとき、新婦がお互いの親へあてた手紙を読むという演出も多いようです。


12、両家代表のあいさつ…招待客と仲人夫妻への謝意と、今後の新郎新婦への援助・助言を述べます。あいさつは新郎の父が行うのが一般的ですが、最近では新郎自身があいさつをするケースが増えてきています。


13、お開き…司会者が閉宴の辞を述べて、新郎新婦と両家の両親、仲人夫妻が退場します。入場のときと同じように、出入り口に並び、招待客を見送ります。

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